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こんにちは。ナツミです。
先日は、シャンプー選び方の基準として「合成界面活性剤」について書かせていただいて。
ただ、シャンプー選びについて書ききれなかったことも多いので(自分のことばかり書いてしまったので(汗))、今回は、一般的に、どんな基準でシャンプーを選ぶとよいのか考えながら書いてみたいなと思います。
シャンプーを選ぶ時のポイント
シャンプーを選ぶときにポイントになるのは
・使用感(泡立ちがよいものなど)
・香り
・特長(シャンプーのキャッチコピーなど)
・シリコン、ノンシリコン、アミノ酸系などの成分
あたりでしょうか?
あまりに選定のポイントが多すぎると選ぶのに迷いすぎるので
「自分の髪で改善したいのはどこなのか」とよく考えてから商品を選ぶようにするとよいと思います。
シャンプー選びは一長一短
例えば
髪の毛がまとまりにくいとか、クシ通りが悪いとかいう場合には、シリコンが入ったものがいいと思いますし、
頭皮や髪への刺激が少ないものをとなれば、アミノ酸シャンプーがいいと思います。
とはいっても
シリコン入り=髪のツヤや指通りは良くなるが頭皮にシリコンが溜まることがある。
アミノ酸系=頭皮や髪の刺激は弱いが、洗浄力は弱めで髪のツヤや指通りは期待できない。
など、シリコン入り、アミノ酸系にもそれぞれデメリットもあるわけで。
「洗浄力で選ぶと刺激が強め」
「刺激が弱いものを選ぶと洗浄力が弱めで髪の毛は扱いづらくなることが多い」
など一長一短なことが多いです。
だからこそ「自分が最優先したいことは何か」をしっかりと把握することが大事になってきます。
香り(香料)について
香りは好みがあると思います。一日中香りが長持ちするようなタイプが好きな方もいるし、天然香料でほのかに香ればよい、無香料が良いなど。
香料については一見、天然香料が良いように思ってしまいますが、洗浄成分と同様一長一短があり。
合成香料を使用した香りは、香りが長持ちしやすい。
天然香料だけを使用しているものは、香料が酸化して異臭がすることもある
などと、天然香料だから安全だけど、いい事ばかりとはなかなかいかないんですよね。
使用感、泡立ちについて
泡立ちのよいものは「硫酸系」とか「高級アルコール系」などと呼ばれています。シャンプーは泡立ちの良い方が髪との摩擦も減り良いように思いますよね。
ただ、この硫酸系、高級アルコール系は確かに泡立ちもよくしっかりさっぱり洗えますが、とにかく刺激が強く、髪や頭皮の水分油分を奪いすぎたり、かゆみやフケの原因にもなったりとおすすめはできないんです。
とはいっても「泡立ちと洗浄力」を求める方には、良い商品となりますし、実際市販されているシャンプーに硫酸系の成分が含まれていることは珍しくありません。
今はシャンプー解析サイトが多くありますから、興味のあるシャンプーの成分を検索してみるのもよいですね。
オールマイティなシャンプーはないものねだり?
「頭皮や髪への刺激が少なく」→アミノ酸系
「しっかり洗える洗浄力が高め」→硫酸系
「髪もツヤツヤツルツルになる」→シリコン入り
というシャンプーはないものねだりなのかもしれないのです。
例えば、私自身のシャンプーの選んだ基準を紹介させていただくと。
私は、髪のクセが強くパサついて絡まりがち、だけどシリコンの質感が苦手。いい香りが大好き。硫酸系は避けたい。という希望があるので、
1)パサつきを抑える
2)絡まる髪が指通りよく
3)ノンシリコン
4)香りが良い
5)硫酸系以外
という、シャンプーが候補に挙がってくるのですが、条件を見ているだけでも「そんなシャンプーある??」って思うわけで。
じゃ、1)~5)の中で絶対外せない条件は何なのよ?ってなると
1)のパサつきを抑える
5)の硫酸系以外
の二つの条件は絶対守りたい。
1)のパサつきをシャンプーで解決するとなると、「しっとりタイプ」などとキャッチコピーがついているシャンプーを目安にする。
5)の硫酸系以外 成分表をみて「ラウリル」「ラウレス」がついているものが含まれているのは外す。
となりますね。
この2条件をクリアする商品は結構あるので、さらにシリコンが入ってないもの→いい香りのものなどと探していきます。
その結果、私が今使っているシャンプーは「フィヨーレのFプロテクト」。
硫酸系が入っていないノンシリコンのシャンプーです。
パサつきも抑えてくれてますし、おおむね満足しています。
欠点といえば洗浄力の弱さを時々感じます。
シャンプー1回だけでは洗った気がせず、二度洗いは必須です。時々三度洗いまでしてしまいます。
オールマイティなシャンプーなんてない!と思っているので、そこは仕方ないかな?と思いながら使っています。
譲れない条件を守り、妥協も大事
というわけで、シャンプーの選ぶポイントについて書いてまいりましたが、
ここは譲れないけど、これは譲ってもいい
と条件を明確化していくと選びやすいです。
「妥協」というと言葉は悪いですけど、妥協した部分は、トリートメントやスペシャルケア、洗い流さないトリートメントやスタイリング剤でカバーしていけばいいんですから。
私もシャンプー自体で「指通り」を目指すことはやめました。
指通りの良いものは大概シリコン入りシャンプーですし、シャンプーでシリコン使わなくても、トリートメントで補充したり、ヘアケア剤でカバーすればよいかなと。
実際、トリートメントも同シリーズの商品を使っているのですが、こちらにはシリコンが入っています。シリコンの使用感は苦手ですが、やはり指通りは良くなるので「妥協」しています。
シャンプーの種類が多すぎて迷われることが多いと思いますが、ぜひ参考になればと思います。
皆様が自分に合うシャンプーが見つかり、ストレスのない髪になれますように!